9月1日の日記

昨日はブログの連続更新がとてもしんどかったので多少懲りて休みの日ぐらい当日の日記を書こうと思います。

一日少しだけ本を読んで、思ったことを書くだけで済ませられる方が全然楽ですから。

 

で、読みかけたのが喜多川泰の「上京物語」。一昨日の講演会の時配られていた本で、3冊選べた中で兄弟子が読んだことあると言っていたので選びました。

 

弟子の話が出たのでついでにですが、明日正式に弟子入りをお願いしに行くことになりました。ここから本格的に経営について、投資について、学んでいくことになるんではないかと思います。ざっくりと聞いただけなのでよくわかってませんが。世の中の大多数とは違う経験をすることになると思うと、ちょっと不安がありますがワクワクします。

 

話を戻して本についてですが、祐介という自信家で野心家が東京で頑張ってるお話ですね。とても思い当たるところがあって共感できますし、読みやすいです。早い人は1時間くらいで読めちゃうんじゃないでしょうか。口語的だし情景の説明が無くても簡単に頭にイメージが浮かぶくらい、普通に社会人になった人には馴染みがある場面が続くのが読みやすさに繋がっていると思います。

 

私よりきちんと将来というか目標を持っていたはずの祐介ですが、残念ながら普通に会社員になっているあたりリアリティに溢れていて共感するやら悲しいやらです。あと私はやっぱり恵まれてたなぁ、何してたんだかなぁと思います、大学生活。

 

あと一つだけ良さそうな言葉がありました。

「楽しいから必死にやるんじゃない、必死にやっていたら楽しくなってくるんだ」

必死になれる楽しいことを探すうちは打ち込めるものは見つからないよ、というのはなるほど確かにと思いました。

 

いつからそういう探し方をするようになっちゃうんでしょうね?自分の能力の上限に気付いたあたりからですかね。必死になってもできないと予測できちゃうくらいに年を食って経験を積むと、できる範囲のことしかしないようになっちゃうん気がします。

 

だから新しいことをやり続けろって話になるんでしょうね、いくつになっても成長する自分を認識して、できることが増える喜びを思い出して、なんだ今だって必死にやったらできるじゃないって感じることが大切なんでしょうね。ちょっとわかった気がします。