8月30日の日記

今日は講演会に誘われたので定時上がりで中之島へ。

喜多川泰というまぁまぁ著名な方の講演らしいですが、全然知りません。ま、本をそもそもあまり読みませんので仕方ないことですが。
入場料3500円で本を貰える良心的?な値段でした

内容は挑戦する勇気というテーマで色々と話を聞けたのですが、なるほどためになるというか、いちいち含蓄のある言葉で感心しっぱなしでした。

以下は当日メモを忘れた自分用の記載でもあるので乱雑に書きます。


まずはなんのために挑戦するのかということです。子供の時から挑戦=成功のためという意識があるのが間違い。挑戦したら99%失敗するのが普通です。
では挑戦するのは何のためかというと出逢いです。
人、物事との出逢いだけは予測がつかず、やってみないと何と出逢うか分かりません。
外に出ていって出逢うことが大切になります。

夢や目標というのは1人では達成できません。挑戦して出逢うことが達成には不可欠なので、小さなことでも挑戦していかなければならないのです。

また、夢や目標というのは変わるものです。しかし志は変えない方がいい。ここで言う志とは、自分の人生を何に使うか、どう使うか、というもの。夢や目標はモチベーションにはあまり影響しないけれど、志がしっかりあればモチベーションの心配はほとんど必要ないので、そこがブレないようにすると良いそうです。
それで志とはどう持てばいいのかですが、これは自分では持てません。他人の生き方、考え方を見て触れるうち、「こうなりたい、こういう風に生きたい」という思いが志をつくっていくのです。


挑戦するにあたっては、思い込みも上手く使います。人にはそれぞれ「これはできない」と思ってしまう水準があります。しかしそれはできないと思い込んでいるだけで、やってみれば案外できるかもしれません。どうせ思い込むなら、できると思い込んでしまう方がいい。そうした勘違いで挑戦して得られた出逢いが次に繋がるからです。

人はエネルギーの塊だという話もありました。気力に満ちていて何でもできるような気がしてくる時もあれば、へとへとになって何もできないと感じるような時もあります。
エネルギーで満たすには、やはり出逢いです。色んなものに触れ、エネルギーを得ることで気力に満ちた状態を保つことができます。
有効なのは読書です。身体は風呂で洗うように、汚れて疲れた心を癒やすのは読書にあたると考えられていました。

挑戦するとき、やりたいことや好きなことは何、という話によくなります。自分らしさとは悩みや苦しんでいることが即ち自分らしさです。
悩みや不安というのは、もっと良くしたいと考えるから生まれる感情で、現状で生きていくだけなら発生しません。なので悩みというのは多かれ少なかれ避けようがないので、いかに悩みを受け入れるかが人生では大切になってくる。

億劫さは人生の敵であり、若さとは億劫さを取り払う力である。

1日の1%で人生を100%変える
1日の1%は約15分。読書をしたり、勉強をしたり。でも本を読めば書いてあることがすぐ実践できて上手くいくわけではないし、今の自分が変わるわけでもない。
では何が変わるかというと、ベクトルが変わる。自分の向いている方向が僅かに変わるだけで、それは時間の経過とともに埋めようのない差となって現れてくる。

自分とは所属する組織ごとにたくさんペルソナを持っていて一様には語れない。それでも敢えて表すなら「これまで出逢ってきた全て」。
人、物、経験。これまで自分が出会ってきた全てが今の自分を形成しており、学校が違えば、クラスが違えば、友達が違えば、親が違えば、今の自分は存在しない。
そして未来の自分とは「これから出逢う全て」。行動こそが未来を変える第一歩。

知性とは人によって定義が異なるが、ここでは未知なるものに遭遇した時の反応とする。学校での勉強とは常に未知に触れることで知性を磨くことこそ本質であり、知識の蓄積とは別である。
知識があって知性が無いのは、知識が無くて知性があるより悪い。知性があれば挑戦ができる。

今の自分は過去の自分がこなした宿題が身についた状態。今の自分にも未来の自分からたくさん宿題が出されている。逃げずにこなしたものだけが自分の身につき力となる

夢や目標の達成に才能や能力は関係ない。学校の成績順と同じ順位になっているものが1つでもあるだろうか。過去の何かを示すことはあっても、未来の何かを保証するものではない。才能とは少し磨けば輝くようなものではなく、昨日よりごく僅かでも前進し続けることができるものである。


こんなところでしょうか。書いてて違和感がすごいです。違う、こうじゃないと思うんですが私を経由することで猛烈に劣化した言葉になって出てきています。そのままをメモしたものでもないので余計にひどいですね、説得力がほとんど感じられなくなってます。
私はまだ読んでませんが、興味を持たれた方は著書を読んでみるか講演会に出席することをオススメします。なかなか至言がたくさんあります。