キャッシュフローゲーム

昨日はキャッシュフローゲームというものをやりました。

 

キャッシュフローゲームとは「金持ち父さん、貧乏父さん」という本で有名な(ベストセラーになっていたようですが、私自身全然知りませんでした)ロバート・キヨサキという人が考えたボードゲームです。

 

ゲームの目的は、不労所得を毎月の出費以上作ること。これにより「ラットレース」と呼ばれるエリアから抜けることができたら、最初に設定した自分の夢を叶えることが目的になります。さらに上もあるようでしたが、私の卓は初心者が多く進行はゆっくりだったのでそのあたりはよくわかりませんでした。

 

職業ごとに設定された収入、支出、貯蓄、負債があり、特定のタイミングで収入ー支出の差額が手元に入ってきます。また、銀行から借りることも可能なので、これらを使ってキャッシュフローを増やしていきます。

 

はじめに「初めての方はゲームだと思わず、今の自分ならどうするかで考えると自分の考え方を知れていいと思います」といわれたのでその通りにしてみました。

手持ちの資金半分ほどで株を買ったのです。このゲームは親切で、配当金はありませんが株価の値幅が決まっています。極端な話、安い時に大量に購入すれば必ず数倍にできます。

 

そのあたりよく理解できていませんでしたが、リアリティを求めた形になったのでちょうど良かったと思います。

結果的に言うとこれは失敗で、手持ちの資金で買える程度の株を買ってそれが何倍かになったところで、大きな買い物には繋がりません。何より、キャッシュフローを生み出さないのでいくら持っていてもラットレースから抜けられません。

 

うっかり熱中してしまって、不労所得を増やすという当初の目的を途中まですっかり忘れてしまってました。

 

このゲーム、キャッシュフローを大きくする目的のため不動産がやたら強かったです(作者の好みもある)。基本的にはビジネスか不動産を買い、キャッシュフローを拡大しつつここぞというところで大きな売却益を得て、さらに大きな買い物をするという流れになるようでした。

 

 

私は途中目的を忘れていたこともあり、不動産の売却で老後の資金を得たところで時間切れになりました。我ながらなかなかリアルな人生になったと思います。

 

今の価値観やメンタルでは今回のゲームと同じような人生になるんだろうなと確かに思います。実際には老後の資金すら怪しいもんです。

 

不動産投資の勉強でもしようかな(笑)

このゲームをやると人生に対しての価値観や考え方を否が応でも考えさせられるので、なかなかオススメです。