株をやるかやらないかについて今一度考える

せっかく毎日更新していたのに途切れてしまった。

そこまで本気でやってたわけでもないのに思いのほか悔しい。

 

 

今日は株をやるべきかどうかについて少し考えなおすために書き出してみようと思う。

 

現在私は「いまの段階では株をやるべきではない」とアドバイスを受けている。

理由は色々言われたが、最大の理由としてはその時間と金を自分への投資に使うほうがいいからだ。

 

株を選ぶには時間がかかる。実際、本を買って読み、それを参考に銘柄を選ぶのにかなりの時間を費やした。お金はまだいい。1年以上前から株式投資に使うことにしていたし、多少の余裕もまだある。自分への投資といったところで、そこまで大金を使うほどのことも思いつかない。

しかし時間は別だ。その時間でビジネス書を読んだりしていれば自己成長に繋がっていた可能性は否定できない。

 

たとえ一時お金が増えてもそれを扱うメンタルがなければならないとも言われた。大金を持つと人が変わるというし、これも理屈でなんとなく分かる話だ。


それに元手が大きければ、リスクを取らなくても大きな利益を得やすくなる。

僅かな資金を大きなリスクにかけるより、たくさんの資金をかける方がリスクの大小に関わらず利益を得られる。

小学生が走るより、16まで待って原付に乗る方がいいという話だろう。

 

 

結局、「株の売買で利益を得ても再投資する。つまり生活に回さないので暮らしが楽になる訳ではないなら、今は自己投資すべき」という結論で納得した。

 

ここに来てこの結論を覆すかのようになっているのは、「アドバイスは疑ってかかれ」という一文を読んだことにある。

「考え方の練習帳」という本を現在読んでいるが、この一文はそこにあったものだ。

 

自分で考えることを促すことを目的としている本書において、自分の過去の経験から物事を語ることは思考停止にあたり、意見ではなくアドバイスをしたがる人間というのは得てして思考停止になりがちだという認識である。

 

「いま株をやるべきではない」というのは過去に株で一時利益を得たものの恐怖を感じた人が送ってくれた言葉で、過去の経験からくるアドバイスで間違いない。

 

アドバイスを受けたとき、正直受け入れがたいと思った。このアドバイスを受けたとき、私は最後の1銘柄に決めるところまで絞り込んでいた。ここまでに費やした時間はひとまず無に帰すと思うだけでも虚無感に襲われる。加えて、増えるかどうかもわからないし、投資として考えるなら早いうちに買う方が得に決まっている。

 

世の中には正解・間違いは存在せず、前提や状況によって変わる。

僅かでも資金を増やすべく、私は決めたところに投資する。ただし、長期目的として割安・有料に限定し、キャピタルを積極的には狙わないようにする。こうすることで、銘柄の選定機会と選定にかかる時間を最小限にする。


資金は欲しいが、やはり生活に余裕を持たせつつ元手も大きくできるよう自己投資することも間違いなく必要である。